Java入門③ Javaで使う変数と使い方

今回はJavaで扱う変数について、基本的な変数の紹介と実際に変数を使ったプログラム作成を行っていきます。

まず初めに、毎回のことながらクラスを作成しましょう。
今回のクラス名は「VariableTest」としましょう。
クラスを作成したら内容を以下のように書き換えて早速実行してみましょう。

public class VariableTest {

public static void main(String[] args) {
int suji = 5;
String mojiretu = “1さん、おはようございます。”;
boolean trueFalse = true;

System.out.println(suji);
System.out.println(mojiretu);
System.out.println(trueFalse);
}
}

実行結果は以下のようになるはずです。
それぞれ、int型、String型、boolean型の変数に値を代入して、代入した値を前回学んだ「System.out.println」でそれぞれの値を出力しています。

それでは、各型について解説していきます。
下記の表に基本的な型を記載しておきますが、特によく使用するのが上記で実行したint型、String型、boolean型の3つとなります。最初はこの3つを覚えておけば問題ないと思います。

説明が長くなると読みにくい&読むより実際コードを書いたほうが覚えが早いと思うので、どんどん練習していきましょう。

■int型の使い方(四則演算)
それでは、int型の変数を使用して四則演算のプログラムを作成していきましょう。
いつも通りクラスを作成しましょう。クラス名は「CalcTest」としましょう。
プログラムは下記の通りに。

public class CalcTest {
public static void main(String[] args) {
int a = 8;
int b = 4;
int c = a + b;
int d = a – b;
int e = a * b;
int f = a / b;

System.out.println(c);
System.out.println(d);
System.out.println(e);
System.out.println(f);
}
}

このプログラムではint型の変数aに8、変数bに4を代入してaとbの演算結果をそれぞれc~fに代入し、その結果をそれぞれ出力します。それでは、実行結果を見てみましょう。

1番上が8 + 4で12、2番目が8 – 4で4、3番目が8 * 4で32、4番目が8 / 4で2で想定通りの結果となってます。

■String型の使い方
どんどん行きます。String型の変数を使用して計算式を表示するプログラムを作成していきましょう。
新規でクラス名は「CalcFormulaTest」としましょう。プログラムは下記の通りに。

public class CalcFormulaTest {
public static void main(String[] args) {
String calcA = “8 + 4 = “;
String calcB = “8 – 4 = “;
String calcC = “8 * 4 = “;
String calcD = “8 / 4 = “;

System.out.println(calcA);
System.out.println(calcB);
System.out.println(calcC);
System.out.println(calcD);
}
}

それでは、実行してみましょう。
今回は、一番上で書いたプログラム同様に変数に代入してそれをそれぞれ表示するのみ。

ここまで来たら、計算結果まで出したくなったと思います。出したいですよね?
それでは、String型とint型を組み合わせて計算式と計算結果を表示するプログラムを書いていきましょう。

■int型、String型の変数を使用した計算式・計算結果を表示するプログラムの作成
それでは、新規でクラスを作成「CalcResultTest」。プログラムは下記の通りに。

public class CalcResultTest {
public static void main(String[] args) {
int a = 8;
int b = 4;
int c = a + b;
int d = a – b;
String calcA = “8 + 4 = “;
String calcB = “8 – 4 = “;
String calcC = “8 * 4 = “;
String calcD = “8 / 4 = “;

System.out.println(calcA + c);
System.out.println(calcB + d);
System.out.println(calcC + (a * b));
System.out.println(calcD + (a / b));

}
}

触れていませんでしたが、「System.out.println」1つにつき1行と考えてください。
String型(文字列)とint型(整数)を合わせて表示させる方法は簡単で、「+」で繋げるだけで大丈夫です。(String型とint型を「+」で表示させると、文字列として扱われますが、それはまた後程)
今回は、変数に代入しなくても表示できることを表すために緑字の箇所は敢えて変数に代入せずにプログラムを書いています。それでは、実行してみましょう。

素晴らしい!!これでint型とString型を使いこなすことができましたね。完璧です。
今回はここまでとします。booleanは今回紹介しませんでしたが、後々紹介します。

前回:Java入門② Hello World~文字列の入力
次回:Java入門④ コメントの記載と標準入力(お待ちください)

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